「花粉症対策 ― 飛散シーズンに花粉を寄せ付けないコツ」
身近な花粉症対策のポイントは「いかにして接触する花粉量を減らすか」にかかっています。しかし飛散期に花粉との接触を完全に絶つことは不可能ですので、あまり神経質になるのは逆効果。可能な範囲で地道な努力を継続する、といった心構えで花粉シーズンを乗り切りましょう。
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(1) 通気性を確保しながら室内に侵入する花粉を少なくするコツ
「花粉シーズンには窓から飛散花粉が侵入するので、できるだけ窓を開けないようにする」という人がいます。しかし通気性のない部屋はアレルギー体質をかえって促すことにもなりかねません。かといって窓を開け、侵入する花粉量が多くなれば花粉症は起こりやすくなり、また症状を重くすることがわかっています。こうした二律背反を解決するには、飛散花粉が多くなる12〜15時(次いで日没前の時間帯)にはできるだけ窓を開けないよう心がけ、朝方の少ない時間帯に室内の通気性を確保しておきます。
室内に侵入する飛散花粉が溜まりやすいのは「ベッド」や「カーペット」などケバ立った個所です。窓を開けるときは、こうした個所をカバー(スベスベした生地を使用)で被っておくと接触する花粉量は確実に低下するはずです。また、ベッドやカーペットに使用できる「花粉防止スプレー」といった新アイテムも市販されていますので、溜まりやすい場所に吹きかけておくのも効果的です。
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(2) 室内に侵入した花粉を効率的に清掃するコツ
室内に侵入してしまった花粉をそのままにしておくと花粉症を進行させる原因になります。掃除のポイントは濡れ雑巾、または市販のお掃除シートなどを用い、窓を開けた後にはいつも小まめに拭き掃除を行ないます。カーペットやベッドなどケバ立った個所には専用の花粉防止スプレーを使用した後、掃除機を用いれば付着した花粉が効率的に除去できます。
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(3) 「お出かけ注意日」設定のコツ
飛散花粉量が最も多い期間は統計的にみて毎年3月上旬から中旬にかけてです。また日中の飛散花粉が最も多い時間帯は正午から3時間くらいの間です。従って、3月上旬から中旬にかけては統計的に「お出かけ注意日」に該当し、特に正午から15時にかけては要注意です。一般的に飛散花粉は「雨の後の晴れの日」「風が強い日」「湿度が低い日」は時期や時間帯に関係なくシーズン中であれば飛散花粉量が増えますので、これらの条件が重なる日の外出はできるだけ控えめに。
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(4) 花粉防御アイテムを効果的に使うコツ
マスクの着用に際しては、マスク自体に付着する花粉に留意することも大切です。飛散花粉量や地域にもよりますが、使い捨てタイプなら5日間程度の着用が目安です。ガーゼマスクなど使い捨てでないものはこまめに洗濯するようにしましょう。ゴーグルについては、レンズの曇りに花粉が付着しやすくなります。真水でレンズを磨き、皮脂成分などをレンズに付着させないお手入れを心がけてください。花粉防止スプレーは静電気を防止し、花粉を付けにくくするタイプのものと、付着した花粉を繊維から浮かせ、凝縮させるタイプなどがあります。後者の場合、スプレーが乾いた後に掃除機をかけたり、叩いたりして凝縮した花粉を除去します。
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花粉症のセンサーは口や鼻などにある粘膜です。これらの粘膜を過敏にしたり傷つけたりすると花粉症は発症しやすくなります。また「過度の飲酒」「喫煙」「かぜ」「睡眠不足」「ストレス」などがこれら粘膜の正常な働きを阻害するリスクファクターであることをお忘れなく。
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