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ドクター金花のモンゴル民族健康食生活!
目次ページ 1白・赤・青・緑・黒、5色に分けられるモンゴル “5食”。 2白い食べもの“白食”(ツァガーン・イデー)
  3赤い食ベ物“赤食”(マハーン・イデー) 4青い食べ物“青食”(ゴォレール・ブダ)
  5緑の食ベ物“緑食”(ノーゴォー) 6黒い食べ物“黒食”(チェー・オムーダー)
【第2回】

モンゴル民族・強さの原点は“5食”に。

さて、今回はいよいよモンゴル民族の食文化の原点に迫ります!
かつてアジアからユーラシア大陸をも制したモンゴル民族の人々はいったい何を食べてパワーをつけていたのでしょうか?さぞや手の込んだものを食べていたに違いないと想像する人もいるかもしれません。しかし彼らの食事は実にシンプル。現代になっても先祖から伝わってきた伝統的な食事を変わることなく食べています。その伝統的な食事とは一体どのようなものなのでしょうか?
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白・赤・青・緑・黒、5色に分けられるモンゴル “5食”。

雨が少なく気温の変化が激しいモンゴル高原。その厳しい環境の中で暮らしているモンゴル遊牧民族の人々にとって切っても切り離せないのが馬や羊や牛、駱駝などの家畜です。 人々は餌となる草や水を求めて移動しながら生活しているので、日本のように一定の場所で農作物を育てる習慣がありませんでした。彼らにとっての食はまさに家畜そのものにあるのです。乳や肉はもちろんのこと、血や内臓も余すところなく食べます。モンゴル民族の人々はこれらの家畜から得られる食物を白食(乳製品)と赤食(肉類)に分け、夏は主として白食を、冬は赤食をとります。
文献を見るとモンゴルの食料は古来から5種類に分けられます。これらは白食(ツァガーン・イデ−)、赤食(マハーン・イデー)、青食(ゴォレール・ブダ)、緑色(ノーゴォー)、黒食(チェー・オム−ダー)で、総称して5食と呼ばれています。早速これらがどのような食べ物なのか見てみましょう。
モンゴル草原
 
家畜の駱駝
乾燥チーズ“アーロール”
乾燥チーズ“アーロール”
モンゴルチーズ“ホロード”
 モンゴルチーズ“ホロード”

2白い食べもの“白食”(ツァガーン・イデー)

白は乳製品をあらわします。
白食はモンゴル人にとって聖なる食品であり、罪を浄めるものと考えられています。 そのため白食を“アレィウン・イデー”(清潔な食品)とも言います。白食はがっちりした身体とエネルギーの源であり、種々な病気の予防や治療のための食料にもなります。例えば、モンゴル医学では馬乳酒及び発酵乳製品を摂取して、高血圧、肺結核、高脂血症、糖尿病、胃腸や関節病などの疾病を治療しています。
モンゴル人に日常食されている乳製品には次のようなものがあります 。

1. 乳及び牛乳製品:生牛乳および牛乳製品:乳油、各種チーズ(モンゴル語ではホロードといいます)、アーロール(乾燥チーズ)、ビシラック(ヨーグルト状になったものから水分を抜いて乾燥させたもの)など。
2. 馬乳及び馬乳製品:馬乳、アイラグ(馬乳を発酵させたお酒、アルコール度数は2〜3%と低め)
3. 羊乳及び羊乳製品。
4. 駱駝乳及び駱駝乳製品。

モンゴルに特有のフタコブ駱駝の乳とその乳製品もモンゴルの人々に珍重され、最近は世界でも健康食品として注目され始めています。


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